上海に外資系研究開発センター設立を奨励
- 研究開発センターとは
研究開発センターとは、独自の研究開発・技術プラットフォームを持ち、グローバルな研究開発の重要部分と過程を担う機関を指します。
- 目的
外資系研究開発センターの設立を支援することで、科学技術・イノベーションにおける国際交流・協力に関するオープン・包摂的なプラットフォームを構築し、関連産業の発展を促進します。
- 期間
2020年12月1日―2025年11月30日
- 主要産業
バイオ医薬、情報技術、自動車部品、化学産業
- 優遇措置
上海に研究開発センターを設立した外資系企業は、通関や金融サービス、人材誘致、人員の出入国・滞在・居留、住宅・用地保障などで便宜を受けることができます。
- 研究開発を目的に輸入した製品は適正な通関を確保しつつ、手続の簡素化と通関の円滑化を図ります。
- 認定された高度外国人材が「外国ハイレベル人材確認書」を申請する際は優先的に処理します。
- 認定された高度外国人材は永住権が優先的に発行されます。
- 条件に合った上級管理職及びコア人材にアパートを提供します。
- 合理的な土地利用ニーズを満たし、科学研究と都市機能の統合開発を促進します。
- 市内の大学、研究機関、企業との連携によって、産業チェーンのコア技術開発を行い、産学の強固な共同研究体制を形成し、実践拠点、産業学院、研究所を設立し、データ共有プラットフォームなどの協力プラットフォームを構築することができます。
- 集積回路、バイオ医薬、人工知能などの分野の政府主導のプロジェクトに参加することができます。その際、助成金が支給されます。
- 外資研究開発センター知的財産権保護を強化し、特許審査の迅速化を実現します。
- 条件に合致した外資研究開発センターの科学研究、技術開発に用いる設備は、関税、輸入增值税、消費税が免除され、中国国内設備購入にかかる增值税が還付されます。
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